はじめまして。または、おひさしぶりです。Ogawa(@hamidasiblog)です。
このブログは、エモい(感情がこもった)文章を書きたくなった筆者が、収益性などを考えず、自分が書いていて楽しかったころのブログを思い出そうと思って再開した、雑記ブログです。
Google広告(アドセンス)がない、軽量なブログをお楽しみください。
ブログ記事で、ファクトリエ、タケヤリ製の帆布のミニトートを、記事の中で紹介し、Twitterで投稿をシェアしたところ
「僕がファクトリエで商品を買ったのは、かなり昔で、2015年。」
という文にファクトリエの公式Twitterアカウントの方が反応してくださいました。
ご愛用いただきありがとうございます!
— Factelier(ファクトリエ) (@Factelier) 2022年10月21日
しかも「僕がファクトリエで商品を買ったのは、かなり昔で、2015年。」ということで初期の頃から知っていただいていてとても嬉しいです。
ジーンズはまだ活躍していますか?
このトートもぜひ永くご愛用くださいませ
そのとき買ったジーンズは、今も手元にあり、2015年当時に、商品を買った時についてきたチラシやタグ、パンフレットなども残してあった。
当時の広告チラシやパンフレットなどもシェアしつつ、当時の体験を振り返って語ります。
ファクトリエとは
2022年10月で10周年を迎えた、日本製を売りとしているアパレルブランド。
商品には必ず、工場の紹介があり、作り手の想いや顔がうかがえる。
基本的には、セールはしないワンプライス設定。
現在は銀座と熊本にショールームがある。
ファストファッションブランドよりは、すこし高価な価格設定だが、ベーシックなデザインで、着心地がよい商品が多く、耐久性の高い商品も多くある、お気に入りのブランドである。
この記事はそのブランドの初期の頃に、商品を購入したときの体験や思い出について書いている。
知ったきっかけ
最初にファクトリエというブランドを認知したのは2015年ごろ。
当時の私は、WEBページやECサイトのデザインなどに興味があり、新たにできたEC専門のサイト等を見ることに、アンテナを張っていた。
ファクトリエを知ったのは
EC専売、日本製、ファクトリーブランド
などのキーワードから、銀座のフィッティングスペースのオープンのプレスリリースを見たのがきっかけだった。
当時と住居は違うが、今も同じで、愛知県に住んでいて、ひきこもり体質の自分はさほど、東京に行く機会は少なかったが、
「東京に行ったら訪れてみたい店」
候補として記憶していて、2015年の9月に実際に訪れた。
当時の銀座 フィッティングスペース
実際に訪れてみて、まず初めに印象に残っていたのは、
「店の場所のわかりにくさ」だった。
ビルに表札などを見つけることができず
「このビルの3階だよな?」
と思いながら、ドキドキしながらエレベータに乗った記憶がある。
飲食店でも隠れ家的な店や、少し昔の裏原宿系のアパレルブランドの中には、店の場所がわかりにくいことがあることがあるが、それと同じような印象を受けた。
後に、愛知県名古屋市の星ヶ丘に直営店ができ、店員さんと話した時に、
「銀座で店の場所がわかりにくかった時に、最初に買いましたよ」
と話すと、ある店員さんは
「カンブリア宮殿(テレビ放送)で知った私より、知ったのが早いですね」
と店員さんよりも、自分の方がブランドの認知が早かった、なんてこともあった。
ファクトリエ星ヶ丘店は個人的に、よくお世話になって、店員の方のアドバイスも非常に参考となり、思い出深い店舗であったが、残念ながら2022年の夏に閉店してしまった。
星ヶ丘店の思い出は、機会をみてブログに書きたいと思う。
2015年当時の銀座店の話に戻す。
銀座のフィッティングルームでは、
メンズのアイテムでは、ビジネスシャツのオーダーや、ネクタイなど、仕事でスーツを着る人向けの商品のラインナップが多い印象だった。
私の場合は、スーツを着ることがほぼない仕事・職場であったため、
「カジュアルなアイテムのラインナップが増えるとうれしいな」
と思った記憶がある。
そのラインナップの中から、Japan Blue のジーンズを選んで、記念に買った。
遠方であったため、裾の丈、股下の長さも指定してオーダーした。
商品に添えられていた手紙に驚く
しばらくして、注文した商品が届く。
その中で、一番驚いた点は
- 社長さんの手書きの文
- 工場の方の手書きの文
が印刷された添えられた手紙であった。この中の
日常着として日々の生活の中に溶け込んでいくことを願っています
非常にいい言葉だなと、このたび再度見返して思った。
また、その当時のパンフレットも添付されていた。
商品のタグのデザインも素晴らしく、感動したため、大事に保存するため、リフィル式のクリアファイルで整理していて、今も手元に残っていた。
山田社長の文 2015年
工場の方の文
当時の広告・ラインナップ
当時のパンフレット
まだ数が少ないファクトリーマップ
銀座のショールームの広告
JapanBlue のジーンズ
2015年に買ったジーンズ、「オリジナルクラシックジーンズ」は、今も手元にあり、写真で紹介したいと思う。
セルビッチ、赤耳
付属していた商品タグ
黒いタグの裏面
商品のタグ、ラベルにはこう記載されていた。
このラベルの付いた商品には
シャトル織機で織られた生地が使われています。
現存する数少ないシャトル織機の中から、状態の良い織機を厳選しております。
それを可能な限り手織りに近いテンションで経糸を張り、熟練した職人の技術でゆっくり丁寧に緯糸を打ち込んでいます。
そのため原綿本来の特徴をしっかりと感じとれ、綾目の立った凹凸の有る素朴な表情と自然な着心地を実現しています。
職人魂を感じる文面に、すべてのことを理解したわけではないが、とにかくすごいこだわりだと感じた。
購入したものに近い現行の商品
ダイエットのモチベーションになる
時がたち、今から2年ほど前がピークであったが、年を重ね、中年となり体型変化があった。
お腹が出てきて、一時は、そのジーンズが履けなくなるレベルに、太ってしまった。
太って履けなくなったジーンズをどうしようかと、断捨離の候補にはなったのだが、
「このジーンズは品質が高く、痩せたら履ける可能性がある」
と思って、残しておいた。
ここ1年ほどで、ダイエットをし、体型が戻ってきた。
買った当初よりはお腹は出ているが、履くことができるようにはなった。
ただし、ピッタリすぎてベルトがいらない。
骨盤矯正されるようなサイズ感。
このジーンズを履くと、昔の細身だった自分の体型を認識でき、
「もう、少しお腹の部分を痩せなさい」
と言われているような気がする。
気分のいい日に、思い出のジーンズをはいて、出かけようと思う。