サコイン村ニュース 3月中旬:炎上から沈静化までの軌跡 – 内部視点からの考察

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サコイン村ニュース 3月中旬:炎上から沈静化までの軌跡 - 内部視点からの考察
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2025年3月15日

はみだしブログのおがわ(@hamidasiblog)の視点からお届けするサコイン村ニュースです。

約2週間前の3月1日にX(旧Twitter)上でサコインが大炎上しましたが、その後どうなったのでしょうか?
この炎上はサコインやそのコミュニティにどのような影響を与えたのでしょうか?

今日は久しぶりにサコイン関連の情報を発信しながら、炎上から2週間が経過した現在の状況について内部視点からお伝えします。

記事の元となったYouTube(Podcast)
目次

炎上後の対応戦略

炎上に対して、当事者である運営の迫君が取った方策は、結果的に炎上してからサコインに対する情報発信をしないという方針をX上では取っていました。特に、様々なグレーゾーンなどの議論がされている中で、一次情報を出さないという方策です。

これは対外的な対応でしたが、サコイン関連コミュニティである「成道」については、内部の関係者向けの説明会やQ&A会が行われました。これは2時間程度を2回行うという長時間のものでした。

そのため、X上で話題となった疑問点に関しては、関連コミュニティの内部で、かつその会に出席した人に関してはある程度情報が共有されているという状況です。内部ではある程度情報があり、外部にはその情報を出さないという方策を継続しています。


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炎上の沈静化と最近の動向

状況的には特に3月11日頃が大きく影響し、相場の下落、仮想通貨や株価も含め大幅下落がありました。その他にもXで日々話題となるニュースがあるため、結果的に炎上からほぼ2週間たった現在では、サコインに対して意見をする人がほぼいなくなり、炎上が沈静化したと言える状況になりました。

そんな中、迫君に関してはサコインに対する情報をほとんど出していないのですが、「スキルワークス」というクラウドソーシングサービスが発表されています。それに関するベータ版のX上での発表もあり、徐々にそれが動き出しているという状況です。


サコインの価格面での影響

サコインに関して価格面でここ2週間ぐらいどうだったか、特に炎上の影響についてお伝えします。まず関連するソラナがだいぶ下落しました。その要因による下落でサコイン自体も下落する方向に向かったのですが、ソラナ要因による下落が大きく、ソラナの方が下落率が高い状況でした。サコインの方はそれよりも下落幅が小さく、炎上した割に価格変動がかなり少ないように見えます。

言い換えると、ボラティリティ(価格変動性)が低いという状況です。サコインに対するトラストフル(信頼性)が必要な銘柄というところで、短期トレードに不向きな特性を持っているようです。

実際に価格だけでなくサコインのホルダー数の変化も地道に追跡していました。具体的なデータを見ると、次のような推移になっています:

2025年 2/26 4646名
2025年 2/28 4653名
2025年 3/01 4673名 ←めざましビクトリーの配布後
2025年 3/02 4704名 ←炎上後
2025年 3/03 4712名
2025年 3/06 4706名
2025年 3/08 4706名
2025年 3/10 4698名
2025年 3/12 4697名
2025年 3/14 4690名
2025年 3/15 4687名

このデータからわかるように、炎上前の2月26日から炎上後の3月3日までに約66名の増加がありました。特に炎上直後の3月2日には前日比で31名の増加がありました。しかし、そこからは徐々に減少傾向に転じ、3月15日現在では4687名と、ピーク時の3月3日(4712名)から25名減少しています。

結果的に、炎上による一時的な関心の高まりはあったものの、その影響は限定的で、時間経過とともに元の状態に戻りつつあると言えるでしょう。約2週間の間に起きた変動は、全体の保有者数から見ると1%程度の増減にとどまっています。


サコインの構造と支持基盤

サコイン自体はそもそもインフルエンサーが発行したトークンという形なので、基本的にはサコインを知っていたりサコインのファンの人に持ってほしいという理念があると思われます。短期的なトレード、金銭的なトレードを目的とした人に持ってほしくないという構造になっているようです。

出資比率等も含めてそういう形になっているため、サコインに対して仮想通貨に詳しい方々、いわゆる「クリプト民」の大多数の意見は「サコインは危険だ、危ないので手を出すな」というものになっています。

一方、サコイン村の村民に関しては、特に迫君のファンでもない人が短期的な投機目的でトークンを買うことで資金が流入することに対して、抵抗感があるのです。

そのため、村民とクリプト民の利害が一致しているという興味深い状況になっています。今回の炎上によって村民単位で言えば確かに多少手放つ人はいるでしょうが、全体的な体制にはそれほど大きな影響がないと言えます。


関連サービスへの影響:朝活の例

関連サービス、特に朝活と今回の炎上についての関連を、内部にいる視点から見てみると、今回の炎上によって新規参加者が大幅に増えたという状況ではありません。知名度は確かに上がったと思われますが、朝活サービスに入る際の動機を考えると、そういうサービスを知っただけではすぐに参加できるものではなく、「朝起きられるか」という自分自身への覚悟が必要です。

実際の体験からすると、サービスを知り、SNS(X)でみんなが参加している様子を見て、覚悟を決めて入るというのが一般的なフローです。炎上直後のこの時期に入ってきた方もいますが、その方々の動機を見ると、もともと朝活に興味があり、盛り上がっている朝活コミュニティに参加したいという動機の方が圧倒的に強いようです。


教育コンテンツとしての側面

朝活における迫君の特徴は、教育コンテンツの構築と仕組み化が非常に優れている点です。特に複雑な内容をステップバイステップで学べるように分解し、誰でも段階的に成長できるコンテンツ設計が上手いと言えるでしょう。

朝活の中にはランクアップ制度があり、約30日ごとにランクアップが行われますが、そこにはミッションが含まれています。Web3ウォレットを作ることやファントムウォレットを作ることもそのミッションに組み込まれており、その後サコインやガス代としてソラナが振り込まれる仕組みになっています。個人的には、このガス代としてソラナが振り込まれるという点に驚きました。

このように、ステップバイステップで、Web3におけるトレードの方法を順番に教えていくコンテンツが構築されています。もともとクリプトやトークンのことをよく知らなくても、「自分はあまり仮想通貨やクリプトのことを分かっていないけど、これを機に学んでみたい」という人が学べる場となっているのです。

この構図は、例えば迫君が過去に提供した「ムービーハックス」(動画編集講座)など、他の教育サービスとも類似しています。こうした動画編集講座を学んでYouTubeを始めた人や、YouTubeの動画編集者になった人が現れ、そのスキルによってYouTubeでインフルエンサーになったり、動画編集で収入を得られるようになった方々がいます。

そういった人たちが講座を作ってくれた迫君に感謝し、その感謝の気持ちからサコインに投資したり、サコインが作られたコミュニティに参加するという好循環が生まれています。

この支持基盤は非常に堅固であり、将来的にサコインをきっかけにWeb3に興味を持ち、それが将来的に収入につながるスキルへと発展する可能性もあります。


今後の展望と感想

個人的な感想としては、X上の炎上自体は確かに大きかったと思われますが、その影響がサコインやサコインコミュニティに与えた影響は、実際にはかなり小さいものだったと言えるでしょう。

今後は金融庁の動向やグレーゾーンなど様々な課題もありますが、現状ではあまり一次情報が発信されていない状況です。また、グレーゾーンということで簡単に白黒がはっきりつくような情報がすぐに出てくるわけでもないため、いずれにしても時間の経過とともに状況が変化していくことになるでしょう。


まとめ

今日は2025年3月15日、3月中旬の時点で、炎上から鎮静化したサコインの状況についてお伝えしました。X上の炎上はあったものの、データから見るとコミュニティや価格への実質的な影響は限定的だったことがわかります。サコインは短期的な投機よりも長期的な関係性を重視する構造になっており、この特性が今回の状況においても見られました。

今後は金融庁の動向やグレーゾーンの問題など不確定要素もありますが、時間の経過とともに状況は変化していくでしょう。引き続き動向を注視し、変化があれば報告していきたいと思います。

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